Googleリーダー廃止から見るこれからのWeb

なんか大したタイトルですが今更感もあるのでこっちに。

オモテのほうでも触れました通りGoogleリーダーが7/1に廃止になります。

理由は「ユーザ数の減少」。専門の方からすると当たり前なんでしょうけれど、ちょっと驚いたかたもいるんじゃないでしょうか。

一応この前兆みたいなものはあって、2012/10/02にフィード向けのAdSense広告が廃止されているんです。
この時点で今後フィードからの収益性が見込めないという結論は出ていたんだと思います。

ではユーザーはどこに行ったのかというと大方感じている通りSNSです。情報の受け取り口(アンテナとかいう)がSNS中心となり結果フィードを購読するユーザーは減ったということです。まあたしかに素人ながら自分も感じていました。フィードの購読がないわりには一昔前よりPV数出るなあとか。

GoogleもGoogle+というSNSを持っていますし、今後はニュースもそちらへ統合していく方針なのでしょう。

なによりブログを始めとする情報の扱われ方の変化が進んでいるということで、

  1. 記者が取材してそれを記事にし(一次情報)
  2. 大手まとめブログがそれを取り上げ(二次情報)
  3. 零細ブログが更にその記事を取り上げるか、誰かがSNSにポストして(三次情報)
  4. フィード購読者やSNSユーザが目にする

という流れの中でニュースフィードが廃れているということは、エンドユーザーが最初に二次情報以上に触れる機会が少なくなってきているということでもあります。

また、ニュースフィードは名の通りテレビ番組のようなもので「見たい人が見る」コンテンツです。
対して大体のSNSはストリームです。これからの情報は(すでに)ライフログなどを含む有象無象の中に埋没し、一過性がより高まっていくということになります。

要するに「見えたものしか見ない」機会が増えているということです。

そうなると発信者としてはサイト全体の情報量を高めるよりも1エントリの力がこれまで以上に求められるわけで、つまりはTwitterでRTされやすいもの/Tumblrでリブログされやすいもの/その他SNSで共有されやすいものを発信していかないとなりません。

ひどい話、朝掲載した記事を夜にも再掲すればいいということになります。最近「◯◯RTされたポスト」とかいうのよく見かけますよね。あれです。

もう少し具体的にいうなら「これは有益な情報だ。みんなにも教えてあげよう。」という従来の流れをくむ情報共有のニーズに加え、「よくぞ私の代わりに言ってくれた。みんなにも(自身の発言の代わりとして)広めよう。」という代弁者的なニーズをより強く持っていく必要が出て来ました。

※もちろん従来型のエントリでも検索という行為を通してニーズは多分にあるでしょうし今のところSNSが全てというわけではないです。

さて、ここまで考えてみるとなんだか馴染みのあるものを思い出さないでしょうか。「出来るだけ多くの人の目に触れるように」「出来るだけ多くの人の代弁者となれるように」…そう、マスゴミです(
今後はよりセンセーショナルで思わず脊髄反射的に共有したくなるような情報を量産していくWebのマスコミ化が場末の発信者にまで浸透していきます。

マスコミ化ならいいのですがマスゴミ化となるとちょっと面白くありません。ネットはある意味でバカ発見器になっていますが、同時にバカの総数もどんどん増えていっているんです。このままだといずれWebを見てもまるでどこぞの新聞のようだ…みたいな状況になりかねません。というか既になりつつあります。

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以上ほぼ愚痴でしたが、これからはブログはアーカイブとして発信先はSNSへと使い分けていくと良いんじゃないかなということです。私は今のところまだやっていませんが、同じ記事へのパーマリンクをTwitterで何度も呟く日もそう遠くはないだろうなと思います。

 

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